⑤間取り:浴室、子ども部屋

今回は、浴室、子ども部屋についての意外な見落としを集めてみました。

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●浴室に窓はあったほうがいい!

浴室は湿気がこもりやすい場所なので換気扇は必須ですが、防犯対策として窓をつけない人も多いようです。ただ経験者の意見としては「窓をつけたほうがよかった」という人が多かったです。理由としては「換気扇だけでは湿気を全部とることができずにカビが発生しやすい」とのことでした。

●浴室の最適サイズとは?

浴室のサイズに関しては、考え方によって「広いほうがよい」派と「お風呂に入るだけだから最低限のサイズでいい」派に二分されます。
ただし、なかには「お風呂は癒やしの場だから絶対に広々したほうがいいと思っていたけれど、広すぎるお風呂は水道代やガス代がかさむし、何より掃除が大変!もう少し狭くてもよかったと思っている」という人も。
また「私は基本的にシャワー派だし、コスパ重視で浴室サイズは必要最小限に。でも、今になってみると、せっかく注文住宅を建てるなら、浴室をもう少しゆったりしておけばよかったなと思っています。このままではリフォームするのも大変そう!」との声もありました。
浴室のサイズは家族構成や好み、生活スタイル重視で選びましょう。

浴室のオプションはよく考えて!

「お風呂に入りながらゆったりとテレビを見る─これが夢だったんです。そこで迷わず浴室テレビのオプションを採用しました。ところが、実際には、そんなのんびりとした時間なんてなかなかとれない。平日は仕事と家事、子育てでクタクタだし、休日は部活動後の汗だくの子どもたちが帰ってくるからお風呂をあけておかなくてはならない。とはいえ、家事がひと段落した深夜では音が気になるのでやっぱり浴室テレビを見ることができず、結局、浴室テレビが活躍する時間はほとんどないです」とはGさん。
また最近話題のサウナ設備を入れたものの、忙しくて使う機会があまりないという人もいました。
こうしたオプションは、なかなか使う機会がないという声のほか「掃除が大変」といった不満も多かったです。オプションで機能を追加すると、その分、掃除する箇所が増えて面倒。浴室はできるだけシンプルにして掃除のしやすさやカビが生えにくい材質を導入するのがベストといった意見もありました。
一方、リモートワークが導入されて時間に余裕ができたので、自宅のサウナでとてもリフレッシュできているという人もいたので、浴室のオプション活用度は人それぞれです。
また、ヒートショック予防のためにつけたほうがいいといわれる「浴室暖房」、雨の日などに便利な「浴室乾燥」、いつでもすぐにお風呂に入れる「保温機能」などについても、「絶対に必要」という人と「不要」という人が!
最近では高性能の乾燥機付きの洗濯機が普及しているので浴室乾燥は不要、脱衣所にも暖房を設置しているので浴室暖房は不要、夫婦だけの世帯で入浴時間がまったく違うなど、高機能家電の出現や生活の多様化により、マストなオプションというものはなくなっているようです。

●子ども部屋の間取りに注意!

長男と長女のために子ども部屋をそれぞれ設置したものの、横並びで仕切りは壁一枚。ところが、壁一枚のため音モレが起き、小さな頃は問題なかったが、成長するにつれ不満が出ている─という経験者がいました。
受験をひかえる時期になればナーバスになりますし、一方が音楽好きで大音量でいつも音楽をかけていれば隣の部屋とはいえ気になるものです。ピアノやギター、バイオリンなど楽器の練習音がうるさいという場合もあるかもしれません。
またそれぞれの就寝時間の違いに加え、友人たちを呼びにくいなど、いろいろな不都合が出ることも。子ども部屋とはいえ、プライベートな空間は極力音モレがないような配置にしたいものです。
また、子ども部屋に関しては、せっかくつくったものの子どもが小さいので、ほとんどリビングで遊んだり勉強したりして不要だった(でも、ゆくゆくは必要になるはず…)、明るい子ども部屋にしたくて大きな窓を2つつけたところ、窓があるため背の高い本棚や収納棚などを置く場所がなくなったといったプチ後悔もありました。

監修:すまいポート21埼玉

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投稿者: ラクティブ管理者

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