④間取り:トイレ、寝室

リビングとキッチン、玄関に引き続き、見落としポイントはまだまだあります。

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●トイレの音が気になる!

皆が寝静まった夜中、トイレの水音は意外と響くものです。「夜中にトイレに行くことが多いので、寝室の近くにトイレを配置したところ、家族がトイレを使う音がダイレクトに響いてよく眠れない」といった声がありました。
一方で、「トイレの音が気になると聞いていたので、トイレは寝室とは一番遠い場所に!ところが、冬の寒い夜など、トイレまでの距離があって行くのが大変。音だけでなく距離のことも考えるべきだった」という意見も。若い時はいいけれど、年を経ると、寝室からトイレが遠すぎるのも考えものです。
あるいは、トイレがリビングの近くにあり来客中は使いづらい、トイレが玄関から丸見えなので、玄関に配達の人などが来ている時は行きづらいといった意見もありました。

●タンクレストイレの評価は?

お掃除がラクだし、見た目もすっきり。トイレが広く見えてオシャレと人気のタンクレストイレですが、「タンクレストイレにしてよかった」という意見がある半面、「タンクレストイレだとトイレと手洗いが別になるので、かえって面倒」といった意見も。
オープンキッチンの項目でも紹介しましたが、人気の高いものでも、あなたにとってそれが使いやすいかはまた別というケースもあります。

トイレや寝室の配置は隣家の間取りも考えて!

トイレを隣の家のリビングやキッチン近くに配置してしまうと、音モレするわけではなくてもトイレを使う時に何となく気になるものです。実際、トイレの窓を開けると、お隣のリビングから丸見えになってしまって困ったという経験者もいました。また寝室が隣家のリビングと近いと、隣の家の話し声が気になることも。小さな子どもがいてお昼寝をさせたい、夜勤シフトがあって昼に寝ることがある、あるいは、こちらは早寝の習慣なのに隣は夜遅くまで起きているなどの生活パターンの違いから、もっと寝室の配置を考えればよかったという声もありました。
隣の家の間取りを事前に調べることはできませんが、トイレや寝室、浴室などプライベート度が高いスペースは隣家と接することがない配置にするほうがリスクは低くなります。

●寝室が狭すぎた!

「どの部屋も広々としているのが理想だけれども、現実的にはそうはいかない。そこで、優先したのがリビングとダイニングの広さ。やはり家族が集まる場所なのでここだけは譲れないと思った。そのかわり寝室は寝る時だけなので必要最低限のスペースにした。ところが、いざベッドを置いたら、それだけで部屋の空間はほとんどなくなってしまった。ベッドサイズをコンパクトにするということも考えたけれど、睡眠は大切なのでベッドはお気に入りのものを置きたいから、寝室は本当に寝るだけの部屋になっている」とEさん。

さらに、あれほどこだわったリビングやダイニングですが、子どもが大きくなるにつれて各自自室で過ごすことが多くなり、食事時間もバラバラ。今思うと、こだわったほどの広さは必要なかったと感じているそうです。こんなことならリビングはそれなりの広さで満足して、プライベート空間である寝室や各自の部屋の広さにゆとりを持たせたほうがよかったと感じているとのことです。
何にこだわるかは人それぞれですが、今だけでなく少し先の家族の生活スタイルのシミュレーションも必要です。

●寝室のダウンライトの位置はよく考えて!

広く部屋を見せたいし、天井を見上げた時にペンダント型などの照明器具では揺れたりして気になるからとダウンライトを採用したというFさん。ところが、ダウンライトの位置を失敗したと今では思っているそうです。というのも、ベッドに寝転ぶとちょうど真上の位置にダウンライトがあり、まぶしくて落ちつかないというのです。「私はベッドで読書をするタイプでもないので、ダウンライトは足元にあれば十分だった」とのこと。
ベッドの配置を変える、何段階にも明るさを調節できるダウンライトもあるので、問題なさそうにも思えますが、Fさんのように寝室の照明にこだわりがある場合、ホテルの一室のような足元のダウンライトにしてみるというのも素敵かもしれません。

監修:すまいポート21埼玉

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