①土地探し、下見の甘さで後悔!

土地選び、これはかなりハードルの高い課題です。
すべての希望を叶えるような100点満点の土地はまず見つからないことはわかっているけれど、なるべく理想に近い土地を選びたいもの。
十分な下見をして、考えに考えて選んだはずなのに「ココのチェックが甘かった!」という点は多いようです。

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●陽当たりのチェックは1回では不十分!

土地を探す際、陽当たりのチェックは誰もが一度は行っているはずですが、実は1回チェックしただけではわからないことが多いものです。
夏の午前中に下見に行ったら、陽光がさんさんと降り注いでいるので陽当たりの良い土地だと思ったけれど、方角の関係で午後になるとほとんど日差しが入らなくなった、あるいは、夏はそれなりに日差しが入るが、冬になるとほとんど入らないといったことも。
せめて午前、午後の2回は下見に行って、陽当たりのチェックはしたいものです。
また、南向きなら陽当たりが良いだろうと方角で決めたものの、夏の日中は陽当たりが良すぎてエアコン代がかかる、あるいは、南向きほどの陽当たりは要らないと思い西向きの土地にしたところ、西日が強くてやっぱり夏は暑いなど、方角や時間帯の状況をほとんど考えていなかったという人もいました。
さらに、この問題は下見を何度してもクリアできないともいえますが、陽当たりの良い土地を選んだと満足していたら、その後、隣に大きなマンションが建って、ほとんど日が入らなくなった。こんなことなら、もっと周囲の環境を入念に調べてから決めればよかったという人も。
周囲の環境の変化は予測しづらいものですが、一般に両隣や前面にすでに家が建っていれば、そうした想定外の大きな建物が建つことはほとんどなく安心だといわれています。

●音が気になると、思った以上のストレスに!

いい土地だと思ったのに、暮らしてみると、あの音が気になってイライラする─そういうストレスを口にする経験者は思った以上に多いものです。
たとえばAさんは、利便性を最優先に駅チカを選んだものの、電車の振動が思った以上に大きくて気になるとのことでした。「振動対策として二重窓にしたものの、それぐらいではあまり効果がありませんでした。電車の音は毎日、朝から晩までなので、かなり気になります」とのこと。
また、通勤や買い物の便利便性のことを考えて大きな道路沿いの土地を選んだ結果、夜中でも車の音がうるさいとの声も。
とはいえ、こうした電車や車の音はそれなりに予測がつくものですが、最もやっかいなのが隣人の生活音です。きゃんきゃん吠えたてる犬が近所にいるとか、夕方になるとピアノの音がずっと鳴り響いているなどです。あるいは、早起きの人がいて、毎日朝から生活音が聞こえてきて目が覚めてしまうなど、一軒家ならではの思わぬ騒音は多々あります。
生活音に関しては、なかなか把握はしづらいのですが、朝・昼・夜など、時間帯を変えた下見を数回することで予測できる場合もあります。
もし近所に知人がいたら、知人からの情報が一番参考になるかもしれません。

●下見を入念にしていたら、タイミングを逃してしまった!

一度の下見ではわからないことが多いのは確かですが、だからといって、下見に十分な時間をかけすぎてしまうと、他の人が契約してしまったということもあります。担当者に急かされて1回の下見だけで土地を購入した結果、「もっとちゃんと下見をしておくべきだった」ということのほうが多いのですが、たまに他の人に先を越されてしまって希望の土地を購入できなかったといったケースもないわけではありません。
それなりに気になる土地だった場合、仮押さえができるのかどうか確認しておきましょう。ただし、仮押さえができたとしても、猶予期間はそれほど長くはないでしょうから、そのへんのタイミングの見極めは難しいものです。
即決はしない、かといって、ダラダラといつまでも悩まないという姿勢が大事なようです。

監修:すまいポート21埼玉

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投稿者: ラクティブ管理者

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